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ひとり言

金継ぎ 仕上がりました

今年の一月から、お店で破損した器の修復技術を身に付けたくて、金継ぎ教室に通っています。

漆をベースにした補修方法である金継ぎは、室町時代にまでさかのぼる伝統技術で、茶の湯の発展とともに進化してきました。そこには単なる修復を超えて、わび・さびの世界や新たな美を生み出す芸術性があります。

地元の祭礼行事等があり、途中通えない時期もありましたが、本日なんとか最終工程の磨きを終えて完成いたしました。

金継ぎと言いましても、金が登場するのはホントの最後で、それまではひたすら下地塗りとやすり掛けです。

今日は蒔いた金を磨いて光沢を出す最後の工程でしたが、ここでは「鯛牙」という鯛の歯が先端についた道具を使います。今までは耐水ペーパーなどの工業製品のやすりを使っていたのに、最後だけは天然の鯛の歯を使って磨き上げるのがなんだかおかしかったです。

こうやって眺めると、今まで以上に愛着のある器に生まれ変わりました。

もしかすると、皆様のテーブルにも私の金継ぎした器がお邪魔するかもしれません。その時には、ぜひ手に取ってご覧になってみてください。

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