先週末、あさだがいつもお世話になっている群馬県・赤城高原の深山ファームさんへ蕎麦畑の見学に行ってきました。
この時期、深山ファームの蕎麦畑は秋の新蕎麦の収穫真っ盛りです。我々も、トラクターに乗ってわずかではありますが刈り取りのお手伝いをしてきました。
赤城深山ファームは、新幹線高崎駅から車で一時間弱の赤城山麓にあります。標高が高く朝冬の寒暖差があり、赤城山の火山灰と山麓の傾斜地ということで水はけがよく、蕎麦の栽培に大変適した場所です。
深山ファームでは、蕎麦しか栽培していません。一般的には、蕎麦は米や大豆、麦などの主産品の間の時期に栽培されています。そのため、本当に育成に適した時期に種まき、刈り取りが行われていないところが多いのが実情です。ですが深山ファームでは、蕎麦しか栽培していないため、一番蕎麦に適した時期に種をまくことが出来ています。また、鶏糞にそば殻を混ぜたものを中心とした循環型と呼ばれる有機無農薬栽培に取り組んでいます。
そのため、自然に優しい栽培法でありながら今では単位面積当たりの蕎麦の収穫量が全国平均の二倍以上という生産性の高さを維持できるようになりました。その業績から農林水産大臣賞をはじめ、様々な賞を受賞し、全国から多くの蕎麦農家さんが視察に来られているそうです。
今刈り取りをしている群馬県・赤城深山ファームの秋の新蕎麦は、来週ごろからお出しできる予定です。
新蕎麦らしい色あいと風味をぜひご賞味ください。