芋・たこ・南瓜(なんきん)

江戸時代の浮世草子の作家・井原西鶴の作品の中に「とかく女の好むもの 芝居・浄瑠璃・いも たこ なんきん」という一節があります。

お芋とたこ、かぼちゃは江戸時代の女性も大好きな食べ物だったようです。偶然なのかどうか、どれも盛夏から初秋にかけて旬を迎える食材です。それらを柔らかく炊いてゼリー寄せにしてみました。暑い夏にぴったりの涼感のある一品に仕上がりました。

この時期のお通しや前菜の一品にお出ししています。