和食展

【和食展】

先日のお休みの日に、現在上野の国立科学博物館で開催されている「和食展」を見に行ってきました。
昨年の10月末から2月25日まで開催の「和食展」。すでにご覧になられた方も多くいらっしゃると思いますが、私はなかなか行く都合がつかなかったのですが、なんとか開催期間終了間際に行くことができました。

「和食」とは何か。いろいろな切り口がある中で、科学博物館らしいユニークで多面的なアプローチで大人から子供まで見て楽しい展示内容になっていました。プロの料理人としては知識として当然知っていることも多くありましたが、知っているようで知らなかったこと、今まで気にもしていなかったこと、など新たな気づきもいろいろとあって、とても有意義な時間を過ごすことができました。

その中でも私は特に、各地の遺跡の出土品から推測して再現された卑弥呼が食べていたであろう食卓や、織田信長が徳川家康をもてなした時の宴席料理など、豊富な資料を基に再現された昔の料理の模型を興味深く見入ってしまいました。今ほど調理技術や調理器具・保存方法や物流が発達していなかった時代に、これだけ豊富な食材を使って高度な料理を作って食していたことに、人間の美味しく食べることへの欲望や探求心に大きく感心させられました。
江戸時代の屋台のお蕎麦屋の展示もありました。

東京での開催は2月25日までとあとわずかですが、もしご興味のある方はこの三連休に是非ご覧になってみて下さい。

なお、弊店は23日(祝・金)はお休み、24日(土)は営業日25日(日)・26日(月)は連休となります。
 24日(土)のみ、飛び石で営業いたしますので、是非ご利用ください。