一足早い新春の便り

朝晩の冷え込みが一層厳しくなるこの季節、立春にはあとひと月ほどありますが、あさだの献立には、ふきのとうやたらの芽、菜の花など早春の味覚が顔を出し始めました。

 どれも天ぷらにすると、程よい苦みが美味しさに変わります。菜の花は昆布〆にしたり酒盗と和えたり、ふきのとうは油で炒めてから味噌と合わせ蕗味噌にしたりと、作る側の楽しみも膨らんできます。

 先日頂いた搾りたての吟醸酒の酒粕は、シャーベットにしました。毎年この時期は、金柑の蜜煮を作るのですが、金柑の皮を細かく刻んで酒粕と合わせてシャーベットにしてみると甘さも酸味もちょうどぴったりのデザートに仕上がりました。

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