鱈の昆布締め

宮城産の5キロの活けタラを仕入れました。

十数年前までは、築地市場に生きているタラは入ってきませんでしたから、流通と魚の鮮度保持技術の発達には目を見張ります。

身に水分が多く柔らかいタラは、昆布締めにすることで、ねっとりとした食感が加わってより一層おいしくなります。

毎年、新年の慌ただしさが落ち着いた大寒のころに仕入れて作るのが楽しみな料理です。

というよりも、自分が食べたくて作っている料理といったほうが正確かもしれません。外食でいただこうにも、なかなかタラの昆布締めはお目にかかれませんからね。

 

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