先週の日曜日、店頭の引き戸をタッチ式の自動ドアに変える工事をいたしました。
初めてのお店に期待を膨らませ、またはお気に入りのお店でこれから迎える至福のひと時に心躍らせながら、暖簾をくぐって引き戸をガラガラっと開ける。こんなクラシックでアナログな世界観が好きです。ですので、弊店でもずっとこのままにしておきたい思いもありました。
あさだの入口の引き戸は大きなガラスが入っているので大変重く、そのためレールの上を走らせる車輪式ではなく、上からの吊り下げ式にしていました。そうすると、風の強い日や、店外と店内での気温差が激しいときには、開閉がスムーズにいかないことが多々あり、お客様にとっても私たちにとってもストレスになっていました。
というわけで、この度 思い切った決断で自動ドア化に踏み切りました。
自動ドアにして、約一週間。
今までの思い悩みは杞憂に終わったようです。今の自動ドアは、かなりのハイテクです。開くスピードと停止している秒数、閉まるスピードをお店に合わせてカスタマイズでき、閉まる際にはスピードが二段階で減速して、挟まりを防止します。最後の15センチあたりでゆっくり閉まっていく様子はほれぼれとするばかり、何度見ても見とれてしまいます。私、おかしいでしょうか?