再び、茨城産を打っています

先月までは、群馬県・赤城村深山産のお蕎麦でしたが、ふたたび茨城県・境町産のお蕎麦を打っております。

この蕎麦の実は、昨年の新蕎麦の時期に収穫されたものをその時期に真空パックにして保管していたものです。ですので、新蕎麦のころと、まったく遜色ないとまでは言えませんが、酸化を防ぎかなりいい状態をこの時期までキープできていると思っています。

お蕎麦屋さんにとって、毎年この梅雨の時期は、質のいい状態のそば粉を入手するのに大変な季節でもあります。新蕎麦の頃より時間もたち、高温多湿が品質の劣化を促進させます。

弊店が、この季節でも全量を十割そばでやっていけているのも、新蕎麦時に真空保存をしているからだと思います。たいへん面倒な作業なのですが、請け負ってやってくださっている製粉会社さんに感謝です。

 

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