旬の味覚 秋から冬へ

日本各地で紅葉の見頃の便りを聞くようになりますと、築地市場では早くも晩秋から初冬に向けての食材が顔を出し始めます。

さっそく、あさだの献立にもいくつか登場してきました。

群馬県の名産・下仁田葱は、天ぷらにすると甘みがぐっと増します。

大阪岸和田産の海老芋は、一度煮含めてから唐揚げにします。ねっとりした食感にはお芋の女王様の品格があります。

おせち料理に欠かせない慈姑も今頃から出てきます。小さいものは皮つきのまま唐揚げに、大きいのはスライスしてから素揚げするとスナック感覚の揚げ煎餅になります。

珍しいところでは、千葉県産の枝豆「鴨川七里」です。千葉県鴨川市の農家さんによって大切に育て継がれてきた伝統ある在来種で、「香りが七里広がる」ところからついた名前です。秋のこの時期にしか味わえない上品な味と香りです。

2011-negi.JPGのサムネール画像

2011-kuwai.JPG2011-ebiimo.JPGのサムネール画像

2011-kamogawa.JPG