めん打ち室の改装 始まりました

この1ヶ月にわたる長期臨時休業中のメインイベント、めん打ち室の改装工事が始まりました。

お店を改築して早いもので20 年。毎日、このめん打ち室で蕎麦と向き合ってきました。
同じ立ち位置で仕事をするので、その場所のフロアタイルだけはがれてきて何度も自分で貼り直してきたのでモザイク状になっています。壁もぶつかった場所が剥がれてきたり、とれない汚れが目立ってきたりと、この20 年の間に、めん打ち室もだいぶ疲れた感じがしてきていました。

自粛休業中のため、お店の売上げは全くない状態ですから、この時期はなるべく余計な出費をさけることが本来経営のセオリーなのだと思います。
でも、これからあと20 年くらいはこのめん打ち室で蕎麦打ちをするわけで、これからもずっと気持ちよく蕎麦打ちがしたいな〜、という料理人としてのエゴが勝って、改築20 周年記念イベントとしてこの時期の改装を思い切って決行いたしました。

綺麗になっためん打ち室で蕎麦打ちするのが今から楽しみでなりませんが、何せひと月も蕎麦を打たなかったことなど今までの蕎麦屋人生でなかったことなので、うどんみたいな蕎麦が出来ちゃうんじゃないかと心配しています。