京都産の筍

2月からお店で使い始めた筍ですが、早いものでもう2ヶ月もたちました。最初は、鹿児島や熊本などの九州産でしたが、徐々に北上しいまでは静岡産が出盛りになっています。

そうなってくるとあさだでも京都産の筍の出番です。京都産の筍と言いますと、値段も高く高級料亭ご用達の食材のイメージがありますが、実際出始めのころはとても手が出る価格ではありません。でもこの頃になりますと、比較的求めやすい値段になってきて、弊店でもお蕎麦やお料理に惜しみなく使うことが出来るようになります。

京都の中心部にほど近い物集女(もずめ)産のものを使っています。京都は、土壌の成分や竹林の手入れの仕方が他とは違うのでしょう。あくも少なく本当に柔らかい筍です。

GW頃には、金沢産が入ってきます。そして5月も半ばになりますと、東北や北海道産の姫竹の登場となります。桜前線ならぬ、筍前線といったところでしょうか。

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