今日、本場山形産のだだ茶豆が入荷しました。昨日が初荷だったそうですが、本格的に入ってきたのは今日からです。
いよいよ夏本番というところですが、いつも買い物をしている場外の八百屋では店頭にはすでにたくさんの松茸が並べられています。
さらにその横には、この時期に少しだけ採れる鹿児島産の「緑竹（りょくちく）」が並べられていて、夏真っ盛りのこの時期に松茸と筍が一緒に並んでいるなんて、まさに盆と正月が一緒に来たような状態です。
でもこの光景は、我々市場で買い物をしている者にとっては決して珍しいわけではありません。毎年、７月には中国から良質の松茸が入ってきます。お盆明けには、東北地方からも国産松茸が入荷します。本当は、この時期の松茸は、けっこう良質でありながら低価格で大変お買い得商品なのです。これが９月になって、皆さんが秋の味覚を所望したくなるころには、３倍・４倍の値段になってしまいます。
ただ、いくらお買い得とはいっても、やはり夏には夏の旬のものを食べたいですし、松茸は秋になってから頂きたいものですよね。
というわけで、お買い得の松茸を横目で見ながら、いつからお店で出すべきかと、思案している毎朝です。
