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連休を利用して鶴齢で有名な新潟・南魚沼の青木酒造さんに酒蔵見学に行ってきました。
日本列島を直撃した寒波の影響で、結構な雪が降ってましたが、この雪解け水がいつしか豊富な地下水となってお酒造りを支えているのだと思えば、これも自然の恵みと言えるのでしょう。
江戸時代に鈴木牧之の描いた北越雪譜の世界観や先人が築いてきた伝統を大事にしながらも、常に新しいことにチャレンジされている蔵の姿勢に強い感銘を受けました。酒蔵さんを見学していつも思うのは、蔵の人々のひたむきな酒造りへの思いをそれを飲んで下さるお客様方にどのようにもっとお伝えしていったらよいのだろう、ということです。日本人ならではの細部へのこだわりや複雑な造り、それを支える情熱を知るとより一層日本酒が愛おしく感じられると思うのです。