立春を過ぎても、まだまだ寒い日が続いています。
ですが、築地市場には徐々に春の訪れを感じさせる野菜たちが顔を出してきました。
あさだでも、早春の野菜料理を始めました。
早春の野菜といえば、何と言っても筍です。まだまだ小さいものが主流ですが、熊本産をメインに九州産の筍を仕入れています。
山形産のたらの芽とふきのとうは天ぷらに、京都産の菜の花は定番の辛子和えです。
鹿児島産の空豆塩茹で、伊豆産の花山葵は酸味のきいたお浸しにします。
この時期の築地での仕入れは、必然的に野菜の買い物が多くなりますが、何より芽吹きのエネルギーに満ち溢れた春野菜に囲まれていると、こちらまで元気になって気合も入ってくるものです。
