澤乃井 立春朝搾り行ってきました。

2月4日立春の深夜3時に東京を出発して、青梅の先奥多摩、多摩川の上流に位置する小澤酒造さんへ出来立ての朝搾りの新酒を頂きにいってきました。

立春は、節分の豆まきで邪気を払った翌日、正月のような新たな気持ちで春を迎える、大変おめでたい日です。「立春朝搾り」は、その立春の日に日本名門酒会 が中心となって全国36の酒蔵で行われ、その年のお酒の出来を祝い、また今後の酒造りの発展を祈願する行事です。

「立春朝搾り」当日の酒蔵では、朝日の昇らぬうちからお酒を搾り始め、瓶詰めをしていきます。

早朝6時前に到着をした私達は、凍てつく寒気の中ラベル張りをお手伝いし、ようやく昇った朝日を受けて蔵元前で神主様よりお祓いを受けました。
瑞穂の国・日本で、日本酒と言うものが、日本の文化や歴史に深く根ざしていることを強く感じることの出来た、とても神聖な行事でありました。

朝食として、杜氏さん自らがうどんを茹でカレーうどんを作って下さりました。
瓶詰めされお祓いを受けた“立春朝搾り”の一升瓶を持って朝10時に東京に戻ってきました。

早朝絞り立てを瓶詰めし店主自らがラベルを貼って酒蔵より持ち帰って来た澤乃井「立春朝搾り」は、春の始まりにふさわしいフレッシュな味わいです。是非お 楽しみ下さい。