明けましておめでとうございます。
昨年は、本当に多くのお客様にお越しいただき、ありがとうございました。
本年も、変わらぬご贔屓のほどよろしくお願い申し上げます。
新年は、５日（月）より、営業いたします。
昨年は、新蕎麦の時期に蕎麦の実を真空パックにし新鮮な状態を年間通して保つという試みをして二年目。いつ、どのタイミングで、どこの産地のものを、どれだけの量を真空保存するべきか、だいぶコツがつかめてきたようです。この新蕎麦の真空保存によって、従来蕎麦の実の劣化の進む夏でも、コシと風味と色合いのいいお蕎麦が提供できるようになって来たかなと手ごたえを感じる年となりました。
また、福井県産や茨城県城里産、北海道摩周産など新しい産地の蕎麦も積極的に取り寄せて、季節によって違う産地のお蕎麦をお出ししたり、お互いのよさを引き立てるブレンドを試みたりしてみました。
毎日同じことのくり返しに見える完成された蕎麦打ちの職人技術にも、実は日々試行錯誤や研究があり、同じことをただ繰り返しているわけではありません。昨日より少しでもおいしいお蕎麦が打てる様、手順の見直しや、一回一回の動作の再確認は、常に怠ることなくしなければならないことです。
今年も、皆様に美味しいお蕎麦を召し上がっていただけますよう、更なる精進を続けて行く覚悟です。
本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
