吟醸酒の酒粕を使った料理いろいろ

各蔵元から新酒の便りが届くようになると、次に待ち遠しいのが、しぼりたての酒粕です。中でも、吟醸酒を搾ったあとのまだ水分を多分に含んだねっとりとした練り粕は、そのまま舐めてもとても美味しいものです。この酒粕を使った料理は、今ではあさだの新春の名物になっていて、楽しみにして下さるお客さまもいらっしゃいます。

 

丹波の黒豆やカマンベールチーズ、子持ち昆布を酒粕に漬けこんだり、酒粕と酒盗を混ぜて和え衣にして旬の野菜と和えてみたり。今年は、自家製のからすみをさらに酒粕漬けにするのに只今挑戦中です。また、白味噌仕立てのお汁に少々酒粕を溶いてみると、えもいわれぬ風味が加わりますし、締めのデザートにも大活躍しています。

 

毎年、この季節は吟醸酒のシャーベットを作っているのですが、今年は吟醸酒でプリンを作ってみました。この吟醸酒のプリンは、お店が新酒のラッシュでにぎわっている3月ごろまでお出しする予定です。