北海道・雨竜町の新蕎麦です

いよいよ、新蕎麦の季節がやってきました。

ただいま、北海道・雨竜町産の新蕎麦を打っています。

実は、新蕎麦のヌキ実自体は、お盆休み明けにはお店に届いていて、8月の終わり頃からからは新蕎麦で打っていました。

収穫したての新蕎麦の実は、乾燥もわずかながらに不均一だったりして、加水量を見極めるのが難しく、またなにより実そのものがまだ落ち着いていないような気がして、毎年しばらくの期間は打つのに、いつも以上に神経を使い、そしてその仕上がりもなかなか満足のいくものにならないことが多いのが実際のところです。

そんなわけで、3週間ほどたってようやくこのたび、新蕎麦ですよとお知らせできるしあがりになってきました。

例年に比べますと、やや色目は薄いですが、うっすらと鶯色がかった涼しげな色合いと、北海道のキタワセ種ならではのつるっとした食感は、まだ残暑厳しいこの季節にはぴったりのおそばになっているのではないかと思っています。

店頭や店内に、「新蕎麦始めました」の張り紙がされると、夏も終わっていよいよ秋だな、と思います。

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