旬の食材・料理

春の料理

関東地方でも春一番が吹き、ようやく春本番といったところです。 あさだの夜のお品書きも、すっかり春らしくなりました。 富山湾からの春の便り・蛍烏賊は、定番の酢味噌和えや燻製にしてお出ししています。 また、年明けからお出しし…

初かつおです!

かつおのお刺身 始めました。 初物好きの江戸っ子が、中でもとりわけ好んだ「初かつお」。 当時は、三浦半島周辺で獲れたものを健脚自慢の走り手が競って江戸の町まで届けたといいますが、このかつおは鹿児島県・屋久島周辺で水揚げさ…

鮟鱇の煮こごり

北海道産の3キロ物のアンコウを丸ごと使って煮こごりを作りました。 さばいたアンコウの骨を一時間煮詰めてゼラチン質が沢山溶け出た出汁を取り、そこにアンコウの皮・身・胃袋・ひれ・肝・えらなどの各部位を下処理後刻んで混ぜ合わせ…

豆の料理

本日は節分ですね。 あさだでも豆まきにちなんで、豆を使った料理を幾つかつくりました。 まず一つ目が、お通し用に「丹波黒豆の大吟醸酒粕漬け」。これには、福光屋さんの加賀鳶 純米大吟醸の酒粕を使っています。 もう一つが、デザ…

鱈の昆布締め

宮城産の5キロの活けタラを仕入れました。 十数年前までは、築地市場に生きているタラは入ってきませんでしたから、流通と魚の鮮度保持技術の発達には目を見張ります。 身に水分が多く柔らかいタラは、昆布締めにすることで、ねっとり…

純米大吟醸の酒粕

金沢の福光屋さんから加賀鳶の純米大吟醸の酒粕を取り寄せました。 普通の板粕と違い、しっとりとクリームのようでこのまま食べても十分美味しい贅沢な酒粕です。 以前はもう少し手軽に手に入ったのですが、酒粕の成分による美肌効果が…

七草粥の料理

昨日1月7日は、七草粥の日でした。 もともとは、一年の無病息災を願って平安時代頃から始まった食習慣だそうですが、お正月のご馳走の食べ過ぎで弱った胃腸を休める意味もあるのだと思います。 そこで、あさだでは、今週限定ではあり…

冬の根菜たち

実りの秋が終わり、大地が次の芽吹きの季節に備えて栄養を蓄える冬は、根菜類がおいしくなる時でもあります。 あさだの献立にも、いろいろな根菜の冬野菜が大活躍をします。 写真に出ているのは、群馬の下仁田葱に、大阪の海老芋、北海…

江戸前のはぜ

12月に入り、やっと江戸前の落ちはぜが入ってまいりました。 それまでは、ポツリポツリと宮城・松島産が入荷してきましたが、これで冬の江戸前天ぷらの真打登場といったところです。 ただ、しばらくの間このまま安定して入ってくるか…

桜海老のかき揚げ 始めました

駿河湾の名物・桜海老がやっと入ってきました。 桜海老のシーズンは、文字通り桜の季節の春と山が紅葉で赤く色付く今の時期の二回あります。 春の桜海老は有名ですが、実はこの時期にも漁期があり毎年あさだの献立に登場します。 例年…